ナラ枯れの臨界点
今日、森林総合研究所関西支所の研究者に会うことができました!
別の会議の打合せだったのですが、打合せ後の雑談でちょっと
嫌なお話がありました…。
「滋賀県のナラ枯れは臨界点を越えた」
そう、今年の山はどこもかしこも早すぎる紅葉に見舞われています。
紅葉ではなく…立ち枯れ。
「もう対策をするすべはない」
やはりそうか…
予想はしていたものの、山の様子を目の当たりにし、研究者から
このせりふを聞くと、予想が現実になってしまったことに愕然。
「その上で、今後どんな山を目指すのか、それを考えるのが
山を預かるものの責任」
「温暖化対策で人工林にかけられる予算の一部でも回せば…」
しかし、時既に遅し。
人に必要でなくなった雑木林。
自然は自分で更新を始めたのではないかな?
それは人の都合のいい解釈。
大きな「ギャップ」が出来た後には、低木しか残らない可能性が高い。
人の暮らしの変化は、思いもよらない自然の変化を招いています。
びわ湖も山も川も例外ではありません。。。
びわ湖の将来像を考えるワークショップにも参加していますが、
暮らしの転換
価値観の転換
それがなければ、何をやっても絵に描いた餅になりそうで…
ちょっと怖くなった昨日と今日。。。
しかし…
「できるかできないかではない、やるかやらないかだ」
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